2004-08-09から1日間の記事一覧

やれやれ

少しも感想文になってないじゃないの。

「余白の愛」(小川洋子)

作品としては、博士の〜の方がよく出来ていると思う。 「突発性難聴」を患う主人公と速記者との交流、そして記憶の世界と現実の世界との交錯、に関する作品。 明らかに日本語の建物の名前なんかが出てくるのに、頭の中に思い浮かぶのはなぜか見たことのない…

「博士の愛した数式」(小川洋子)

話題になってからずいぶん経っていますが。 大切に思う人を悲しませたくなくて喜ばせたくて、傷つけるかもしれない話題を回避したり嘘をつき通したり喜んで同じ話に相槌をうったりすることが、 少しも無理でなく苦にもならない、という気持ちが私にもすごく…

最近読んだ本について記録。