世界の中心で、愛をさけぶ


大切な人が亡くなる夢を見てしまった。
病気が発症して亡くなるまでの期間とかそんな重病なのにずっといっしょに歩きまわっていたところとかよく考えると全くつじつまが合わないのに、妙なところがリアルで、起きたときの喪失感が物凄かった。


自動販売機で飲み物を買ってあげようと思って、本当はお茶や水しか飲んではいけないのに、もう飲めないかもしれないから好きなものをとコーラを買ってしまって、病名や二度と元気になる可能性がないことを告知していないその人が、「どうして?」という顔をして、自分がしたことをひどく後悔したり。


「世界の中心〜」はなんだか純粋に感動したり出来ず読み流してしまったけど、それは私の問題なのかもね。
というわけで、「世界の中心〜」、ではなくて吉本ばななの「ムーンライト・シャドウ」を読み返したくなりました。
「ムーンライト・シャドウ」は、私がこれまで読んだお話の中でトップテンに入るほど好きなお話です。