星に願いを

中学生の七夕

  いい女    ようこ

今年は願い事が出来るときはすかさずそれを願うことにしています。

お正月の抱負も、初詣の神頼みも、誕生日のろうそくにも、七夕にも。

たぶんでも今年の最後に慌ててクリスマスにサンタに「お願いだから今年中に」と、ラストスパートをかけて、大晦日に「来年は」と心に誓っているんだろうと思う。


私の思う「いい女」像とは、誰も来ない日に自分のために花を買って帰る人、に象徴される、周りの目がないときこそ、周りにいいなと思わせている女性のことです。
自分のテンポで(マイペースという言葉は好きじゃないんだ。なんか遅そうで。)、人にどう映るかのためじゃなく自分を磨けている人。


そんな人になりたくて、でもとりあえず草花を愛でる気持ちより先に観葉植物を手に入れた私は、「どうみえるか」に最大の注意を払っている「形から」な人です。結局、「周りの目がないときこそ」といっても、関心事は、それが人にちゃんと伝わっていて「周りにいいなと思わせる」ことにあるのです。きれいなノート一つで勉強する気になれてしまうそんな自分を決して嫌いなわけではないけど。
それでも、植物は枯らしてしまった。


目的と手段が交錯していて、Goalがすごく遠い。