淡々としていて、温かい。彼の本はたいてい好きだ。 もっと簡単に言えば、誰かを愛するということが、だんだんと誰かを好きになることではなくて、だんだんと誰かを嫌いになれなくなるということなのだと知ったのだ。

三浦しをんさんのエッセイ。オタクな妄想っぷりを楽しく読みました。 以前「月魚」を読んだのだけど、その少しばかりボーイズラブ？的な部分のルーツが少しわかったような。 語り口はもちろんぜんぜん異なっています。 その前は「華麗なる一族」を上・中・下…